ないさいむや

「遺言」と聞くと悲観的なイメージを持たれる方がいらっしゃいます。しかし、家族の将来を考えるととても重要な事です。
多くの方が相続、遺産分配で親兄弟が相続争いになるということをテレビなどでご覧になっているのではないでしょうか。
 我が家に限ってそんな事はあり得ないと思っていらっしゃる方が多いと思いますが実際相続が始まると思いもかけないトラブルが生じるのです。

 是非、ご健在のうちに遺言書を作成されることをお薦めいたします。
遺言には法律上一定の効果をもたらすという機能があります。
書いたことすべてが何らかの効果をもたらすというわけではありませんが、最終の意思表示として、遺言に思いを書き綴っておくことが重要です。
以下に3分で作成できる遺言書をご紹介いたしますので参考になさって下さい
 ただし日本国の遺言書はきわめて厳格な要件がありますので正しい遺言書ができるまで何度も練習をして下さい 

遺言文例 
 全文自筆証書遺言(民法968条)

 ひな形 その1
 

  ひな形その1は全文自筆遺言で包括遺贈の一例であります
 遺言者は全文、日付、氏名を自署し、押印を要します
 この型式はきわめて簡単に作成することができます

 ひな形 その2
 

 ひな形その2も全文自筆遺言で包括遺贈の一例であります遺言者は全文、日付、氏名を自署し、押印を要します
 相続人には本来法定相続分が規定されていますが(民法900条、901条)包括遺贈によりその相続分に変更を加えることができます。(民法902条)  この遺言書により遺言を執行する場合、たとえば不動産の登記を受遺者に3分の1の登記をなす場合は権利者は受遺者ですが義務者は相続人全員となりますが、相続人全員がその登記の履行に応じない場合に備えて遺言執行者を指定しています。遺言執行者は相続人全員の代理人ですから相続人の意に反してもその登記を行うことができます
 包括受遺者は相続人と同一の地位が与えられているので遺産分割協議に加わることができますが被相続人の債務もその指定された相続分に応じて引き継がれるので注意が必要です
 場合により相続放棄が必要になることもあります。